芸術の名において―デュシャン以後のカント/デュシャンによるカント

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791759361
  • NDC分類 704
  • Cコード C1071

内容説明

近代芸術の論理そのものを作品の主題へと転換したデュシャンの「レディメイド」。カント、フーコーの思想を鍵に、そのラジカルな芸術的実践の偉業を鮮やかに読み解き、“近代”の意味を根底から問い返す。

目次

1 芸術はかつて固有名であった
2 デュシャン以後のカント/デュシャンによるカント(パラドックス;パラダイム;寓話)
3 何でもいい何かを為せ

著者等紹介

ド・デューヴ,ティエリー[ドデューヴ,ティエリー][De Duve,Thierry]
1944年、ベルギー生まれ。美学、近代美術史。ブリュッセルで美学と記号学を教えた後、オタワ大学美学、近代美術史教授、パリ市立美術学校校長を歴任

松浦寿夫[マツウラヒサオ]
1954年生まれ。西洋近代絵画史。現在、東京外国語大学助教授

松岡新一郎[マツオカシンイチロウ]
1964年生まれ。美術史、表象文化論。立教大学ランゲージ・センター講師
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