テクノイズ・マテリアリズム

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  • サイズ B6判/ページ数 227,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791759309
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

内容説明

テクノ/音響派/ノイズ/フリー・インプロヴィゼーション…最先端の“音楽/音響”の核心に生まれつつある、驚くべきシステム的思考をクリアに析出する、注目の気鋭批評家の最新成果。

目次

1 テクノイズ・マテリアリズム(これはもはやテクノではない?;ジェフ・ミルズ―「テクノ」という閉域;リッチー・ホウティン―「テクノ」という概念 ほか)
2 二一世紀のフリー・インプロヴィゼーション(ドラムンベース上のデレク・ベイリー;「演奏」から「音響」へ―大友良英をめぐって;「1」でも「3」でもなく「2」であるとはどういうことか?―高柳昌行/阿部薫『解体的交感』をめぐって ほか)
3 ケージ・ミニマリズム・音響派(「音響派」は、なぜそう呼ばれるのか?;「ほとんど何も」聴こえない?;「聴くこと」から「よく聴くこと」へ ほか)

著者等紹介

佐々木敦[ササキアツシ]
1964年生まれ。音楽/音響批評。HEADZ代表。雑誌FADER編集発行人、レーベルmemeおよびWeatherを主宰。慶応大学環境情報学部非常勤講師。エレクトロニカ/音響派/ポスト・ロックをはじめとする内外さまざまなミュージシャンのプロデュース、招聘および批評をてがける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅん

16
ミニマムとインプロヴィゼーション(即興演奏)の2000年代初頭の現在地。ミニマムの大御所、スティーブ・ライヒがこれ以上先はないと思った地点から出発して、先へ進んでいったのがテクノだという論はなるほどと。デレク・ベイリーとドラムンベースの組み合わせについての考察もおもしろい。ある程度固有名詞を知らないときついかもしれないが、音楽を原理的に捉えようとするミュージシャンの系譜を知るにはちょうどいい本ではないかと思う。2017/10/14

千利休

2
必読2022/01/07

保山ひャン

1
ミニマル、テクノ、インプロヴィゼーション、音響派。2001年に出た本なので、紹介されている音楽は20世紀のものなのだが、それぞれ音を聞きながらおさらいしてみたい欲望にかられた。2015/12/09

沖林仁之介

1
ジェフミルズが槍玉にあがってて吹いた2011/09/30

HiRaNo

0
実にライナーノーツ的というか、イマイチ「聴きたい!」と乗せられてしまう感覚が足りない。2013/10/01

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