死と自由―フーコー、ドゥルーズ、そしてバロウズ

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791758180
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C1010

内容説明

人間の地層を離れ、猛獣の死を迎える。現代を代表する哲学者フーコーとドゥルーズの、死にまでいたる足跡をたどり、その思考と営為を“死と自由”の哲学へと凝縮。この哲学をそのままに生き、死んだのが、ビートの怪老人バロウズだった、と喝破しつつ紡ぎだす、目も彩な思想=芸術の織物。

目次

1 自由と死―ウィリアム・バロウズによる(紳士海賊の共和制―バロウズと自由主義;屍体ごっこ―自然主義による死の文化の顛倒)
2 フーコーとドゥルーズの生と死(言葉という反‐宇宙が生誕するのと同時に―フーコー’67年の発言から;光の下に差し出された生―二つの死と最後のフーコー;物質の眼差し、世界の欠伸―ドゥルーズ「シネマ」を読む;最後のレッスン―ドゥルーズにおける野性の死)
3 最後のバロウズ(「死/の写真を撮ってこと」―バロウズとウィルス史観)