台湾、ポストコロニアルの身体

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791758159
  • NDC分類 302.224
  • Cコード C0010

内容説明

複数の言語が折り重なる台湾のメディア状況、亡命作家邱永漢の記憶の戦略、そして台湾ニューシネマ―植民地支配を刻印された文化の身体を、歴史‐地政学的な遠近法から解読し、帝国的な眼差しの解体を目論む、ポストコロニアル文化研究の最良の成果。

目次

台湾、ポストコロニアルの身体
「記憶」をめぐる闘争―二・二八事件と台湾人
亡命者のエクリチュール―『密入国者の手記』を読む(戦後初期邱永漢研究1)
植民地からの逃亡―『濁水渓』を読む(戦後初期邱永漢研究2)
台湾のポストコロニアル状況(戦後初期邱永漢研究3)
中華世界の「声」―『ブエノスアイレス』(「春光咋洩」)を聴く
台湾の脱植民地化/日本の脱帝国化―台湾ニューシネマを読む
一つの帰結、一つの始まり―総統選挙(2000年3月18日)が示したもの

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kotsarf8

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台湾行きの飛行機&電車で読了。いわゆる「ポストコロニアル」について初めて納得できた一冊だった。2012/03/19

パン粉

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悲情城市と日本ノスタルジーの前後問題。2010/02/14

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