知の果てへの旅―思想と文学の現在

知の果てへの旅―思想と文学の現在

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 333p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791754861
  • NDC分類 104
  • Cコード C1010

内容説明

現代思想の扉を開いたフッサールの現象学。その上に展開したハイデガー、サルトルらの実存思想。その伏流水となったムージル、マルロー、カミュらの文学。また、レヴィ=ストロースやフーコーの構造主義。デリダ、ドゥルーズのポスト構造主義。そしてまた、それらとは全く別な展開をたどったホワイトヘッド、W・ルイス、イシャーウッド、ケストラーなど、英米の文学・思想圏を重ね合わせて、二十世紀の人類の思想的営為を犀利に解剖。

目次

フランス哲学展望
フッサールと進化
マルロー、サルトル、カミュ―実存主義の行方
忘れられた傑作―ホワイトヘッド『記号論』
ミシェル・フーコー、曖昧の権化
フランス的思弁の行方―フーコー批判
デリダ論―息子ロワンの理解のために
デリダを脱構築する
SFと実存主義―個人的思い入れ
現代人を抉る―ムージル『特性のない男』論
ムージルを読む快楽
才能は屈折する―ウィンダム・ルイス論
文学の正統―クリストファー・イシャウッド論
アーサー・ケストラーの大いなる選択

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シフ子

5
104ウ ウィルソンの著作を何冊か読むと 人間意識の進化過程を「古代文明」「脳科学」「SF」「神秘学」「犯罪(暴力 狂気)」など多方面から探っているのがわかってきた。この本も 哲学 思想の切り口から人間意識を考察している らしい。ところどころしかわからん。フーコー ホワイトヘッドを知らなければ また ウィルソン『アウトサイダー』『夢見る力』やカミュ ムージルなどの著作を読まないことには始まらない ということがわかった。勉強してからまた読もう。2010/04/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/355932
  • ご注意事項