現代思想 〈2020 9(vol.48-1〉 特集:統計学/データサイエンス

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  • サイズ キク判/ページ数 262p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784791714032
  • NDC分類 105
  • Cコード C9410

出版社内容情報

現在とみに注目を集めるベイズ統計を中心に、統計をめぐる社会情勢をマクロとミクロの両面から一望しつつ、歴史的・哲学的視座も交えながら思想としての統計学に迫る特集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maki

1
ベイズ統計と頻度主義の両論が存在していることの意味について詳しく知れて良かった。統計史、統計思想試、確率哲学は統計を扱う上で知っていると明らかにプレゼン時の説明の仕方が変わると思った。ラプラスからネイマン、ピアソン親子、ベイズ、フィッシャー、フォンノイマン、フリードマンたちの関係性がわかって長年のもやもやがとけた。実務で統計を使っていながらスチューデントの正体を初めて知った。2022/08/25

Daiki Enomoto

0
エビデンスにかんする概念の確認や、統計学の哲学的側面についての論考がいくつか。データサイエンスという表題の割に一般にデータサイエンスと言われていることを確認する言及はなかったようにおもう。2022/01/06

夢読み

0
「統計学」「データサイエンス」というと、道具のイメージを持ってしまうが、思想の部分も大きいと気づかせてくれる。「現実に与えられたデータ」だけを見るのか、「それ以上のもの(実際には得られていないが、推定されるモデルからは得られるもの)」も見ようとするのかを説明する「統計学思想試論」が特によかった。「データはうそをつかない」とはよく言うが、私たちはデータを用いて何かを語るときに「何か」を意図している(多くは、データによる因果推論)ことは自覚すべきだろう。2021/06/13

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