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現代思想 〈2020 4(vol.48-6〉 特集:迷走する教育

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  • サイズ キク判/ページ数 238p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784791713967
  • NDC分類 105
  • Cコード C9410

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

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木村小夜「『読む』力と『国語』入試の明日 新学習指導要領と大学入学共通テスト」(51頁~)。「主体的・対話的で深い学び」を実現するには、教員の「主体」性を引き出せる体制、研鑽の時間が確保されねば(53頁下段)との指摘は我が意を得たり。子供に教える以前に、教員サイドに主体的な学びの機会、ゆとりある時間がないことには深くはならないことは注意しよう。この意味では、「ゆとり教育」が懐かしい。白々しい会話(60頁上段)が国語力で問われるというのもねぇ。2020/06/21

思索する集団『思索の蒼穹』代表

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形にばかりこだわり、内実を伴わない政策。英語教育におけるスピーキング・リスニング重視、国語・算数における筆記試験の重視。教育内容を変えるのならともかく、教育現場も対応できていない状況で入試内容を変更する。全く持って本末転倒です。 民間企業との癒着、教育現場の労働環境の不透明性。コロナ禍でも明らかになりましたが、内実の伴わない政策・私利私欲最優先・現場の軽視、これらは日本国政府に根付いた悪しき傾向であることが認識できる一冊です。 本書は政府批判の立場の方々ばかりなので、説得力のある反論もみてみたいものです 2020/06/14

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