現代思想 〈2020 2(vol.48-2〉 特集:量子コンピューター情報科学技術の新しいパラダイム

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  • サイズ キク判/ページ数 246p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784791713929
  • NDC分類 105
  • Cコード C9410

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やす

5
著者が物理学者が多いので読んでみる。 ハードも理論もアルゴリズムも応用も同じあるりは近い領域で研究が進んでいるらしい。古典コンピュータでは技術は細分化しそれぞれの領域間の交流は比較的に希薄であるとのこと。まあ、確かにそうかもしれない。ただ、人材不足でまだまだ人が足りないらしい。そこは同じ。 さて、量子力学だが、20世紀に私が習ったときは前期量子論の成果を古典力学を量子化して得たが(確かそうだった)がいまや情報理論として導入されうるとのこと。5月に教科書がでるらしい(ツイッター情報)2021/03/28

Haruki

0
量子コンピュータ、特に量子力学によって開拓される物理的実在、観測、確率、情報などの概念の地平を物理学者、哲学者などが論考。システム的な構造をプロセス理論で理解する圏論的なアプローチで量子論を捉え、数学基礎論との統合的な理解に繋げる話(丸山)や、化学構造や生物進化における反応プロセスの組合せ爆発がある中で自然が「効率的」に解を見出していることが量子論を想起させる話(田中)や、認知的非局所性は量子演算的な側面とも見れる話(郡司)や、量子論は、観測→情報→モノの構造を示す話(大黒)など思想的な面白さを理解した。2022/09/19

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