出版社内容情報
相模原障害者殺傷事件以後、障害者が生きていくための権利や制度について、私たちは真摯に学ぶ必要があることを思った。世代やジェンダーを超えて、また身体のみならず、知的、精神、発達など、多様にクロスする問題の現場から考えていく特集。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
31
藤原辰史先生の「屑拾いのマリア(4)」で、屑の世界で、食べられるものも食べられないものも含めて「拾う」ことに対応して、「喰う」とは、拾い、集め、再生するという創造性をひとまとめにあらわす。一個人の天才の創造性ではなく、勝手に動きながらも相互行為的な創造性を表現する(31頁下段)。他、熊谷晋一郎先生と杉田俊介先生の対談「『障害者+健常者運動』最前線」で、熊谷先生は、当事者研究では、価値をいったん宙づりにし、「虐待してはならない」という規範を括弧に入れて、ありのままの現実を正直にしゃべります。2017/08/02
tu-ta
2
全部は読んでないかもしれないけれども、気がついたら、ほとんど読んでいた。目次は http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3040 興味深い論文や対談が満載2018/05/03