現代思想 〈第44巻第7号〉 特集:3・11以後の社会運動

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  • サイズ キク判/ページ数 246p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784791713189
  • NDC分類 105
  • Cコード C9410

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

33
小熊英二教授:現代では誰もが、未来が不安であり、自分が政治から疎外されているという不満を持っている(34頁上段)。経済的な格差社会でも、昨日本屋で立ち読みした荻原博子氏の新書にも、年収800万円、月収35万円でもカツカツと書いてあったので納得。SEALDsには学校社会で疎外された人が多いという印象を小熊先生は持たれている(40頁上段~)。日本の選挙は20Cシステムが21Cに合っていないと分析される(48頁中段)。安倍の後の首相が問題と指摘される(54頁下段)。2016/05/21

樋口佳之

3
コールにしても、たとえば小熊さんの『〈民主〉と〈愛国〉』をみんなで読んだりして、いろいろ考えながらつくったわけ/男の子のメンバーに多いんですが(笑)、「○○という学者が言うには……」とか、「○○という定義があって……」とか、「こういう考えかたを○○と呼びます」みたいな台詞をつなげて、「だから安保法制に反対なんです」とまとめるスピーチがあります2016/04/15

kog

2
「民主主義は止まらないんです」安保法案が可決された9/19未明にIWJの中継で大澤茉実さんのスピーチを聞き、とても心打たれた。この号には彼女のインタビューも掲載されている。「主役は「この5年」原発、被爆、避難、復興、レイシズム、安保法制などと格闘してきたさまざまな人たちの対談と手記です。もはや思想誌ではない」とは木下ちがやさんのこの号に対する評価。強い同調圧力の中で個人が個人としての意見を述べることが難しくなっている。重苦しい空気に抗い勇気ある個人の主張を始めた人たち。「この道しかない」ことなど断じて無い2016/03/13

へんかんへん

1
選挙権が権利であり尊いなら選ばれた政治家にも主義に関係なく敬意を持ちたい現実はままならないが誰かに選ばれている人なんだなと考えられればと思う2016/03/06

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