感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
23
鈴木國文稿:自律とは、従属状態からの解放、社会の中に場を得る際に個人の選択が最優先されると考えられてきた(56頁上段)。斎藤環稿:OSは器質的主体、PSは精神分析的主体(103頁上段)。OSは神経系を環境として学習を産出するシステム。PSはシニフィアンを環境として症状を産出する システム(107頁上段)。重要なことは、強度も外延量としては記述できない点。強度は常にOS側の作動効果としてもたらされる(同頁下段)。ここで強度とは、内包量にかかわる概念という(十川幸治稿120頁上段)。2015/06/19
ゆいまある
1
雑誌なので当然全部読まずにほっといた訳ですが。お値段以上の読み応え。2016/07/12