現代思想 〈第42巻第10号〉 特集:ロシア

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 246p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784791712823
  • NDC分類 105
  • Cコード C9410

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

24
亀山郁夫「ロシアはどこへ向かうか」(28頁~)。マレーシア機の問題は本号発刊後発生した。ロシアとウクライナの関係は、ソ連崩壊から約四半世紀厳しい試練(28頁下段)。ロシアにとって資源を武器に、アメリカと EUの影響力から距離をとり、アイデンティティを守るかが問題(30頁上段)。沼野充義氏は、ウクライナは国家、民族として自明でなく、史的にも流動的・中間的(41頁下段)。曖昧模糊として国家像。クライには端、縁という意味から国、地方に転じている。  2014/07/31

かもめ通信

7
ロシアのクリミア併合を受けて刊行された特集号。マレーシア航空機事件が起こる前に執筆されたものではあるが、社会科学系の研究者だけでなく、リュドミラ・ウリツカヤや亀山郁夫など、作家や文学者たちの寄稿やインタビュー、対談などが掲載されていて、いずれもかなりの読み応え。それぞれ、異なる立ち位置から発せられる言葉の数々が、問題の複雑さをより鮮明に浮き上がらせる。2014/09/12

よこ山

1
ウクライナでの民間機撃墜事件の少し前に発行された本。一言でウクライナの歴史といっても、あまりに多層で複雑なのが分かる。ある意味イスラームとイスラエル以上かもしれない。2014/07/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8148215
  • ご注意事項