内容説明
日本が誇る伝統話芸「落語」の魅力をまるごと紹介。落語の歴史、寄席の一日、噺家の逸話、そして名作をビジュアルを交えてわかりやすく解説。この一冊で、落語のすべてがわかります。
目次
第1章 落語の歴史(室町時代~江戸時代―笑い話から語り芸、娯楽へと発展 寄席がはじまって、落語家が生まれた;落語のはじまり―滑稽な話が落語の起源 やがて話芸として商売とする落語家が登場 ほか)
第2章 寄席と噺家の世界(寄席の歴史―江戸から続く庶民の娯楽場寄席ってどんなところ?;寄席の仕組み―寄席は一年中ほぼ毎日昼夜落語が楽しめる ほか)
第3章 逸話が語る名人上手の素顔(ジェスチャーととんちで大人気 落語芸術協会を作った人たち―初代柳家金語楼・六代目春風亭柳橋;混乱する日本を象徴 戦後を爆笑で彩った―三代目三遊亭歌笑・四代目柳亭痴楽 ほか)
第4章 演目案内(奇想天外、荒唐無稽!落語はとってもSFチック―あたま山;ばかばかしい駄洒落の数々!?落語の基本は言葉遊び―やかん ほか)
著者等紹介
大友浩[オオトモヒロシ]
東京都生まれ。演芸研究家、文筆業。落語専門レーベル・ワザオギプロデューサー。文化庁芸術祭審査委員。林家彦六賞審査委員。全国地域寄席連絡会顧問。元『東京かわら版』編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニコラス@ケンジ
1
山田洋次が落語作ってたとか初めて知ったことばかりでへへーってなった2014/02/21
bornblue
1
ここ1,2年、かなりネッ上で落語を聴いてきたので、知っているネタは増えた。そこで知りたくなるのが、落語の歴史や噺家達の歴史。何度も読まなければ、覚え切れません。2011/05/10
mietreky
1
落語の歴史、聴き方、落語家のキャリアパス、落語家のエピソードや著名な噺の概要までが網羅されていて、附属のDVDには2話集力されている。情報量満載でお買い得。素人からファンまで楽しめる一冊。2009/04/19