内容説明
旅行が好き、温泉が好き、そして、なによりもミステリーが大好きなあなたに贈る傑作アンソロジー。名探偵・金田一耕助や十津川警部らと行く、謎とスリルにみちた温泉旅行へご招待。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
84
昔アマゾンで購入した本。 全国各地の温泉をおうちで楽しむのはいかがでしょうか？ 迷犬ルパンと露天風呂、作中で言及された大河ドラマの武田信玄は８８年の大河ドラマのようですね。月日の流れを感じます。そしてその番組が諏訪湖人気を後押ししたとも。 事件の結末は結構後味悪い系でした。ついでに間欠泉は現在自噴していないらしいですが、上諏訪駅の足湯は健在だとか？2024/02/19
ジャム
5
温泉を舞台にしたミステリーアンソロジー！西村京太郎「下呂温泉で死んだ女」は「おいおい！」とつっこみたくなるちょっとエッチな列車殺人トリックが、梶龍雄「母なる殺人」では大胆な三姉妹探偵団が温泉殺人を華麗に解決（皮肉な結末がまた良し）、青柳友子「露天風呂の泥棒」は収録作中もっとも短い話だが小気味よい泥棒活劇が、横溝正史「首」は生首殺人の丁寧なロジックと金田一耕助、磯川警部の人情が読める好編で、多岐川恭「二夜の女」は温泉で出会った男女のあまりにご都合主義が過ぎた綺麗すぎる真相が逆に良かったです笑2017/03/09
pei
3
温泉街を巡る短編ミステリー集。スラスラ読み進められるうえ、あっと驚かされる結論も多い。2017/10/31
gumra
1
列島縦断湯の街紀行 いいっすね！2024/04/23
