ニューレフト運動と市民社会―「六〇年代」の思想のゆくえ

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ニューレフト運動と市民社会―「六〇年代」の思想のゆくえ

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  • サイズ B6判/ページ数 307p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784790716013
  • NDC分類 309.021
  • Cコード C1031

目次

第1章 戦後の民主化運動の時代―「日常性」の発見以前(一九六〇年までの民主化運動;帰郷運動;高度経済成長の中の青年)
第2章 ニューレフト運動の形成―「日常性」を変える(安保闘争の「失敗」を超えて;自己変革の象徴としての直接行動;直接行動に反発するコミュニティ組織)
第3章 ニューレフト運動の後退―「日常性」の自己変革が生んだ苦しみ(コミュニティを基礎にしたポリシング;国民にサービスする警察;生き方の問い直しが生んだ苦しみ)
第4章 一九七〇年代のニューレフト運動―「日常性」の自己変革を深める(挫折からの再出発;地域の「生活民」から学ぶ;自己変革の鏡としてのアジア)
第5章 「新しい政治」の不在とニューレフト運動(日本における「新しい政治」の可能性;「新しい政治の政党」になれなかった社会党;女性たちの選挙運動;住民運動と政党政治)

著者等紹介

安藤丈将[アンドウタケマサ]
1976年岐阜県生まれ、千葉県育ち。武蔵大学社会学部教員。専門は、政治社会学、社会運動論。早稲田大学政治経済学部卒。オーストラリア国立大学アジア太平洋研究学院修了(Ph.D.アジア太平洋研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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うえ

8
「党派間の内ゲバは60年代から起きていたし、運動の中の粛清事件に関して言えば、程度の差こそあったが、それ以前にも共産党の内部で起こっていた。そのことは、高橋和巳の小説『憂鬱なる党派』のような情報源を通して、ニューレフトのアクティヴィストも知っていたはずである。それでは、なぜニューレフト運動のアクティヴィストの多くが、党派の愚行として内ゲバ事件を見ることができず、自分もその罠に陥ってしまうのではないかという恐れを感じたのか。…それは「日常性」の自己変革を介して、自分と連合赤軍が地続きであると理解されたから」2020/02/20

ステビア

6
良著。タイトルにぴんと来る人なら読んで損なし。著者は1976年生まれ。テッサ=モーリス・スズキの弟子らしい。2014/01/20

しょむ研(水野松太朗)†選挙マニア!?

1
新左翼や「新しい社会運動」の中で、社会主義(右派社民や共同体主義から共産主義迄)に一定共感しつつも非暴力で無党派・ノンセクトの潮流を「ニューレフト運動」と捉えて考察した学術書。学術書なので論調は冷静。余り刺激的な内容ではないので若干物足りないかも?個人的にはヒッピー・ニューエイジ運動等も含め、エコ、フェミ、消費者、文化(ヲタクやサブカル含む)等のオルタナディヴ的・ポストモダン的市民運動関係(所謂「市民派」)の動向をもう少し詳しく読みたかった。今後に期待。2015/05/01

ゆまはふ

0
主に60年代の学生運動から、日本の政治運動の特徴が考察されている。政治運動を考えるうえで、日常生活の問い直し・変革、という視点が強調されているのが面白かった。2021/02/16

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