Sekaishiso seminar
健康不安の社会学―健康社会のパラドックス (改訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790713579
  • NDC分類 498
  • Cコード C3336

内容説明

実体をもたない「健康」を、生きがいであるかのように求め続けても、得られるのは少しの安心と新たな不安だけ―現代日本社会を「健康社会」ととらえ、そこに内在する矛盾を照射し、不安からの脱却を企図した快作。

目次

第1部 産業社会における健康(健康観の変化;社会の健康化;健康の社会化;健康と病気の四種類)
第2部 健康不安の時代(果てしなき健康づくり;健康不安の湧出;健康不安の再生産;健康社会における排除と画一化)
第3部 健康不安からの脱出(健康社会のパラドックス;新しい健康観を求めて;疫学研究から導き出される「異常」の意味について)

著者等紹介

上杉正幸[ウエスギマサユキ]
1948年徳島県に生まれる。1971年高知大学教育学部卒業。1975年東京教育大学大学院体育学研究科修士課程修了。現在、香川大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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