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親密性の社会学―縮小する家族のゆくえ

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790713081
  • NDC分類 361.63
  • Cコード C3336

内容説明

偶然に左右され、効率の悪い営みであると知りながら、人はなぜ親密な関係をもちつづけるのか?個人化・少子化等の環境変化と親密な関係は、どのように影響を及ぼしあうのか。親密性について、いまだ解かれていない問題へ理論的にアプローチする。

目次

第1章 親密性研究の問題構成
第2章 社会関係資本としての親密性
第3章 親密な関係のモデル
第4賞 親密な関係の市場
第5章 出会いとコミットメント
第6章 縮小する家族
第7章 家族の未来
第8章 親密性の調査と測定の問題

著者等紹介

筒井淳也[ツツイジュンヤ]
1970年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程満期退学。現在、立命館大学産業社会学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

屋根裏の塩

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専門書だが題名に興味をもち、主に親密性(人間関係における親しさ)の部分を拝読。以下備忘録。 ・親密性を①情報の共有②相互行為の蓄積をもつ関係と定義、対義語は疎遠や匿名性。 ・近代において人間は、非自発的な血縁関係に投げ込まれた後、学校や職場では親密になる相手を選ぶ余地が生まれ、多くの親密性はそれら組織システムへの参加をきっかけに①②を経て形成される。親密性は公共空間では生まれにくく、市場原理に当てはめられない。 ・婚姻は排他性(一度に相手は一人)がある上、契約解消が規定されておらず解消コストの高い関係。2021/08/17

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