内容説明
社会移動、社会的ネットワーク、ジェンダー、生活意識、自己評価、労働観など、社会学の知見を駆使してこれまで見落とされてきた事実を拾い上げ、フリーター・ニートがおかれている状況を明らかにする。
目次
第1章 問題と議論の枠組み
第2章 社会移動とフリーター―誰がフリーターになりやすいのか
第3章 社会的ネットワークとフリーター・ニート―若者は社会的に排除されているのか
第4章 ジェンダーとフリーター・ニート―性別役割分業は若者の就業にどう影響するのか
第5章 フリーター労働条件と生活―フリーターは生活に不満を感じているのか
第6章 フリーターの自己評価―フリーターは幸せか
第7章 フリーターの労働観―若者の労働観は未成熟か
第8章 結論と今後の課題―どのような政策と研究が必要か
著者等紹介
太郎丸博[タロウマルヒロシ]
1968年生まれ。大阪大学人間科学研究科助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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