内容説明
古代ギリシアから現代に至る教育上の諸問題とその解決法を紹介、特に人間の生き方や社会のあり方に関わる価値問題を中心に、教育研究の最先端をゆくテーマを平易に解説する。独自のケアリング理論で知られる著者による教育哲学研究の集大成。
目次
第1章 二十世紀以前の教育哲学
第2章 ジョン・デューイの哲学=教育思想
第3章 分析哲学
第4章 ヨーロッパの哲学
第5章 論理学と批判的思考
第6章 知識論と教育学
第7章 社会科学の哲学と教育学研究
第8章 倫理学と道徳教育
第9章 社会=政治哲学
第10章 フェミニズムと哲学と教育学
著者等紹介
宮寺晃夫[ミヤデラアキオ]
1942年東京都に生まれる。1965年東京教育大学教育学部教育学科卒業。1973年東京教育大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。1995年博士(教育学、筑波大学)取得。1997年筑波大学教育学系(人間総合科学研究科)教授(~2006年3月)。専攻は教育哲学。筑波学院大学情報コミュニケーション学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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