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内容説明
テロップ、画像、音声、音響、キャスターをとらえるカメラ・アングルなど、多様なモードから作られたテレビのニュース番組。そのメディアとしての特質を見直し、ディスコース分析による新たなニュース研究の枠組みと方法を提示する。
目次
序章 なぜ、いまニュース分析か
第1章 ニュースのディスコース分析、マルチモダリティ分析
第2章 テレビニュースの談話分析―キャスターから視聴者への語りかけの分析
第3章 犯罪ニュースがかたどる生と死のかたち―溢れる不安と親密性
第4章 ニュースに見られる女性身体の編制―ダイエット食品の被害をめぐる語りと映像の矛盾
第5章 スポーツとニュース―その接続の凡庸さの中にひそむ政治
第6章 ポピュラー化するニュースとメディア・ポピュリズム―テレビの政治報道分析を通じて
第7章 言説としての政治家―「田中康夫」を事例として
第8章 気象情報の国土論
終章 グローバル化の中のニュース番組とオーディエンス
著者等紹介
伊藤守[イトウマモル]
早稲田大学教育・総合科学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。