内容説明
「近代性の理論家」としてのパーソンズの業績の総体と、その再解釈のための見取り図を提示し、緻密なテキストクリティークを介することにより、ポストモダンの知的状況におけるパーソンズ社会理論の持つ意味を解き明かし、その可能性を探る。
目次
第1章 パーソンズ―近代性の理論家
第2章 ポストモダン論の解読―知識社会学的試論
第3章 社会学理論の現在―ポストモダン論とポスト・パーソンズ
第4章 パーソンズ社会理論の構成的契機
第5章 パーソンズ社会理論の受容と批判1―医療社会学のケース
第6章 パーソンズ社会理論の受容と批判2―家族社会学のケース
第7章 パーソンズ社会理論の可能性
著者等紹介
進藤雄三[シンドウユウゾウ]
1986年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程社会学専攻中途退学。文学博士。専攻領域は理論社会学・医療社会学。大阪市立大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。