内容説明
スポーツについて私たちに衝撃的なメッセージを送ってくれる12本の映画を“案内人”として、現代社会においてあまりに自明となった「スポーツ」をあらためてとらえなおすと、どんな世界がみえるだろう。
目次
アマチュアリズムの行方―「炎のランナー(Chariots of Fire)」
教育としてのスポーツ―「がんばれ!ベアーズ(The Bad News Bears)」
スポーツにみるジェンダー―「プリティ・リーグ(A League of Their Own)」
ファンがつくるスポーツ文化―「エディー 勝利の天使(Eddie)」
メディアによってつくられるスポーツ文化―「ヒーローインタビュー」
スポーツの近代化とつくられる伝統―「シコふんじゃった。」
なんのためのスポーツか―「Shall weダンス?」
スポーツの美学「勝利」と「挑戦」―「ティン・カップ(Tin Cup)」
障害者スポーツの悩み―「遥かなる甲子園」
グローバリゼーションとナショナリズム―「ミスター・ベースボール(Mr.Baseball)」
スポーツビジネスの台頭―「エニイ・ギブン・サンデー(Any Given Sunday)」
スポーツの大衆化と若者文化―「私をスキーに連れてって」
著者等紹介
杉本厚夫[スギモトアツオ]
1952年、大阪市生まれ。京都教育大学教授。専門はスポーツ社会学、臨床社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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