Sekaishiso seminar
身体の社会学―フロンティアと応用

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  • サイズ B6判/ページ数 362p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790711384
  • NDC分類 361.04
  • Cコード C3336

内容説明

身体と社会学とのスリリングな出会い。社会学は身体について何を語り、身体は社会学に何を語りかけるのか。身体と社会学の出会いから見えてくるものとは―。

目次

パーソンズから「身体の社会学」へ
理論編(身体論への知識社会学的断章―「身体」という場所;すれ違った二人の巨人―パーソンズとレヴィ=ストロース;もうひとつのアメリカ社会学の可能性―シカゴ学派のnarrativeな方法;身体の社会学の過去そして未来―研究アジェンダの確立;西洋におけるヨーガ、それとも西洋式ヨーガ? ほか)
応用編(自殺論と安楽死論の出会うところ;メディアとしての健康―パーソンズの医療社会学;現代終末期医療というメタフィジック;障害者とポスト近代社会のバイオ・ポリティックス;儀礼としての切腹―身体、刑罰、シンボルを中心に ほか)

著者等紹介

大野道邦[オオノミチクニ]
1941年、中国東北部生まれ。京都橘大学文化政策学部教授・神戸大学名誉教授。専攻は理論社会学、文化社会学

油井清光[ユイキヨミツ]
1953年、神戸市生まれ。神戸大学文学部社会学専修教授。専攻は理論社会学、社会学史

竹中克久[タケナカカツヒサ]
1974年、奈良県生まれ。神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了、博士(学術)。日本学術振興会特別研究員。専攻は組織社会学、理論社会学。現在の研究テーマは組織における文化とシンボルの研究、コミュニケーションと組織についての考察
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感想・レビュー

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いまにえる

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身体論を理論編及び応用編に分けて各著者が書いている。カリスマ、組織論、終末医療、切腹など多様なテーマと身体論を結びつけて書いていて面白い。精神や思考といった抽象概念ではなく確固たる身体に目を向けるとより現実的な人間像が浮かんでくるように思える。一方で身体が儀礼的意味を持ったりある種の神格化され抽象概念化することもあるのも面白いと思った。2017/10/27

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