Sekaishiso seminar
揺らぐ社会の女性と子ども―文化社会学的考察

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  • サイズ B6判/ページ数 360p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790711247
  • NDC分類 371.5
  • Cコード C3336

内容説明

子どもの育ち方や遊び、女性の表出的役割などから、「自分探し」、ノスタルジー、孤児物語、ユーモアに至るまで、業績達成を超えて自由を考察し、アイデンティティを再編する。

目次

1 子どもの育ち方(アメリカと日本―スポックと松田道雄の育児書を比較する;“いい子”育ての落とし穴;子どもの遊びの情景)
2 女性はどこへ行くのか(資源としての表出的役割;男と女の業績達成;家族の多様性に向けて―シングル・マザーと子どもの意味)
3 現代的自我の諸相(自我の成り立ち―同一視の三類型;カウボーイから旅人へ―「モラトリアム人間」というアイデンティティ;孤立から共生へ―呼びかけられるアイデンティティ;「自分探し」は止まらない;情報過剰時代の人間関係)
4 子ども時代の魅力(孤児物語をめぐる考察;ノスタルジーの諸相;ユーモア雑感―ジェンダーと児童文学を手がかりに)

著者等紹介

細辻恵子[ホソツジケイコ]
1953年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。甲南女子大学教授。家族論、文化社会学専攻
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