Sekaishiso seminar
生命のフィロソフィー

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790710226
  • NDC分類 460.4
  • Cコード C0336

内容説明

科学や技術の発展に即して、倫理観はもちろん社会の仕組みや法も、それに応じた変革を求められる。なかでも生命科学の発展は社会に大きな影響を与える。こうした激変の時代に、専門を越えた交流と共同作業を通して人類の未来に新たな方向を切り拓く。

目次

第1部 総論(生命と技術;技術と法;優生思想の歴史;医療・看護・医学、そして生命科学)
第2部 各論(バイオテクノロジーの危険性とバイオハザード概念;ヒトゲノム解析計画とバイオテクノロジーの倫理―バイオ・ビジネスをめぐる「論理」と「倫理」;医療過誤問題をめぐって;安楽死と尊厳死)
特別寄稿 麻疹が怖い成人麻疹―麻疹の流行と愛知大学

著者等紹介

功刀由紀子[クヌギユキコ]
1979年京都大学大学院博士課程修了/農学博士。1981‐83年ドイツ連邦Max Planck実験医学研究所客員研究員。京都薬科大学助手を経て、1996年より愛知大学教授。専門は神経生化学、食品安全学ならびにリスクガバナンス論。食品安全、生命倫理も視野に入れた「安全学」の構築に関与

中西健一[ナカニシケンイチ]
1992年京都大学大学院博士課程修了/理学博士。2001年より三重大学生物資源学部助手。専門は生体システムの数理物理、数理生態学、森林生態系の物質循環

坂東昌子[バンドウマサコ]
1965年京都大学大学院理学研究科博士課程修了/理学博士。1965年4月京都大学理学部助手を経て、1987年より愛知大学教授。物理学会男女共同参画推進委員会委員長、国際女性の地位協会会員、女性研究者の会代表。専門は素粒子論。現代と科学、女性研究者問題等にも取り組む

本山敦[モトヤマアツシ]
1999年、学習院大学大学院博士後期課程中退。愛知大学講師・助教授を経て、2003年4月より立命館大学助教授。専門は民法。国際協力事業団(JICA)の「カンボジア王国法整備支援事業」に関与
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