内容説明
女なら、あたりまえ。男だから、当然。そんな「常識」にクサビを打ち込めば、何が見かてくるだろう。ライフコースに沿って、ジェンダーの視点から教育を問い直す、新たなテクストの誕生。
目次
この本の扉に―ジェンダーがひらく教育の地平
いろいろな性差、これらはすべて生まれつき?―ジェンダー概念の意義
「女」になる、「男」になる―ジェンダーの発達心理学
女性キャラはなぜ一人?―アニメやマンガにおけるジェンダー
テレビゲームは男の子の世界?―電子メディアの文化とジェンダー
男の子はいつも優先されている?―学校の「かくれたカリキュラム」
家庭科は誰が学ぶもの?―〈ジェンダー再生産の象徴〉を超えて
男女いっしょの体育は無理?―スポーツ・身体とジェンダー
男の子は暴力的なのか?―暴力を肯定する生と性を超えて
女の子が群れるということ―少女たちの社会化〔ほか〕