癒しの歴史人類学―ハーブと水のシンボリズムへ

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  • サイズ B6判/ページ数 298p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784790709251
  • NDC分類 490.2
  • Cコード C1039

内容説明

古代ギリシャで、近代アメリカで、現代ヨーロッパで―人々は心身の癒しを求めて草や花を育て、水に触れ、星を見上げた。豊富な資料をもとにその軌跡を解き明かす、ヒーリングの系譜学。

目次

序章 「癒し」の現在
第1章 癒しの語源学
第2章 養生の系譜学
第3章 人を知り運命を占う
第4章 ペルソナとしての骨相と人相
第5章 癒しの磁場
第6章 植物の癒し
終章 「癒し」のプロブレマティーク

著者等紹介

鈴木七美[スズキナナミ]
1958年仙台生まれ。東北大学薬学部卒業。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程修了(博士・学術)。京都文教大学人間学部文化人類学科助教授。歴史人類学・医療人類学専攻。著書に『出産の歴史人類学―産婆世界の解体から自然出産運動へ』新曜社、1997年(第13回女性史青山なを賞受賞)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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きょう

10
健康?に生きたいという、欲望の歴史。医とは、癒すとは、占いあり人相学あり。参考文献がすごい。鈴木さんの読み方を傍で見てみたいです。昭和の高齢者は、具合悪くなくても「養生する」って言ってたなあと思い出しました。ハーブの話はほぼ出てきません。最後にベジタリアニズムが出るくらいで、水や食べ物の扱われ方の移り変わりに目を奪われます。興味深いのは「男性は乾・温で成長し女性は冷・湿・軟性の飲み物がよい(ヒポクラテス)」これって鶏カラとタピオカのことかしらと~。2020/10/12

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