内容説明
現代社会において、病気にかかるということ、死に臨むということは、いったいどのような経験の場であり、どのような意味をもつのだろうか。患者、医師、病院、ホスピスなどに焦点を当てて考察する。
目次
1 病気・医療の文化と社会関係(健康文化と病院化医療;病院化された患者役割;死の臨床社会学 ほか)
2 病院と医療の社会組織(明治期日本における医師の専門職化―一八六八‐一九〇七年;病院とは何か―病院の組織論;医薬分業の展開と情報開示)
著者等紹介
田口宏昭[タグチヒロアキ]
1944年大阪府に生まれる。’73年京都大学大学院文学研究科博士課程(社会学専攻)単位取得退学。現在、熊本大学文学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。