歌謡文学を学ぶ人のために

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歌謡文学を学ぶ人のために

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790707745
  • NDC分類 911.6
  • Cコード C3392

内容説明

日本文学史上、最も長い歴史を有する歌謡文学。その展開・特徴を、例歌を交えてわかりやすく掘り下げる。歌謡に関心を持つ人びとから研究を志す人びとまで幅広く享受できる画期的な歌謡文学入門書。

目次

記紀歌謡―我が国歌謡の嚆矢
『続日本紀』以降の歌謡―儀式と饗宴の歌謡
神楽歌・催馬楽―平安宮廷人の歌声
朗詠―漢詩文と音楽との格調高きハーモニー
仏教歌謡―仏会の歌謡
今様・雑芸歌謡―平安末期の新興歌謡
中世和讃―庶民の祈りと信仰の歌声
早歌―武士の愛好した長編歌謡
室町小歌―室町人の饗宴の声
踊歌―中世・近世の風流の華〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

崩紫サロメ

2
記紀歌謡から江戸時代の民謡まで、14種類の歌謡文学の研究入門。記紀歌謡に興味があって読み始めたが、早歌という鎌倉時代中期の武士が愛好した長編歌謡など、ちょっと違う方向にも興味が湧いた。あとがきによると歌謡文学というジャンル自体、しっかりと確立したものではないらしく、これから研究しようとする人に思いを託すような形になっている。研究史・研究展望がコンパクトながらしっかりと紹介されており、この先へ踏み出しやすい良書。2019/09/11

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