Sekaishiso seminar<br> シングル単位の恋愛・家族論―ジェンダー・フリーな関係へ

Sekaishiso seminar
シングル単位の恋愛・家族論―ジェンダー・フリーな関係へ

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790706991
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C3336

目次

序論 基本視点―家族単位からシングル単位社会へ(今の社会は家族が単位となっている;家族単位はどうして差別的か;家族単位からシングル単位へ)
第1部 家族論(問題提起;家族という「心理の領域」への向かい方;結婚概念を残すべきか―民主的な結婚はあるか ほか)
第2部 恋愛論―愛、性、カップル、家族、不倫、嫉妬(問題提起;恋愛は幻想である;恋愛概念を肯定あるいは存続させるべきか ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ステビア

20
ごくまっとうな主張ではある。自立した個人になること。2023/05/24

まあい

1
カップルを基準とした制度や価値観を解体し、シングル=個人を基本単位として恋愛・家族といった制度・人間関係を再構築しようという議論。主旨には全面的に賛同する。それでも、性愛に対する著者自身の「幻想」が漏れ出している部分があり、性愛の価値相対化としては他の語り方もあり得るような印象もいだく。たとえば「セックスワーカー」と「援助交際」の線引きについては、控えめに言っても、もっと慎重な議論が必要だと思われる。しかし一読して損のない本ではある。2017/10/12

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