Sekaishiso seminar<br> 感情の社会学―エモーション・コンシャスな時代

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Sekaishiso seminar
感情の社会学―エモーション・コンシャスな時代

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790706380
  • NDC分類 361
  • Cコード C3336

内容説明

今日、人々がごく自然なものととらえ、差し迫った関心を注ぎ続ける感情経験―その社会性を明らかにし、新たな思考の枠組みを提唱する。

目次

第1章 感情社会学の成立と展開
第2章 感情社会学の課題
第3章 感情による社会的コントロール―感情という権力
第4章 感情自然主義の加速と変質―現代社会と感情
第5章 “感情する”秩序―当惑と相互行為秩序
第6章 感情表現と誤解の構造―感情の比較社会学に向けて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いまにえる

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一見内的なものに見える「感情」が社会・文化的に規定されているとする感情社会学の立場に立った本。入門書的で読みやすい。愛情や怒りといった諸感情の表出方法が文化によって違い、逆にしきたりが感情を呼び起こす(葬式の悲しげなムードにいると悲しくて泣けてくるように)。2017/10/24

風見草

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「感情」というものは、一見人為の介入しえない「自然」なものとされてきたが、そうではなく「感情」は社会の中で意味を"与えられ"、機能を持ち操作したりと、人為とは無縁ではない―それを追及するのが感情社会学である。感情社会学の枠組みや、感情労働やセラピーなど感情を取り扱い操作する行為の論説など、入門的な内容だ。2015/01/06

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