内容説明
45年にもわたって教えを説いてきたおシャカさまは、3か月後に死を迎えると予言して従者のアナンダとともに故郷に向かって旅立つ。途中信者の施した料理にあたり、おシャカさまは苦痛に耐えながら、クシナガラの林の樹下に横たわる。別れを惜しんで集まった多くの人々に、おシャカさまは最後の説法を行って入滅する…。
目次
済度の旅(遊女の苦脳;アームラパーリーの施し)
死の予言(安居;悪魔のささやき;チュンダの供養)
美しき奇跡(よみがえる水;禅定の深さ;悲しみの集い)
涅槃(最後の弟子;別れ)
ひろさちやのまんだら漫歩録「クシナガラ幻想」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
15
「仏教を生きる知恵に復権させる」ことを志し、全108冊のシリーズものとして出版されたものの第3巻。第1巻から第3巻まではお釈迦様の生涯を描いており、本巻は悟りを開いたお釈迦様の説法の旅を描き、涅槃に入るところで最後となります。私はこのシリーズによって、漫画の力の凄さというものを改めて感じました。表現豊かに描かれているので、ぐっと心に刻まれます。心に残ったのは、お釈迦様の最期が近づくとき、周辺に集まった動物たちの表現です。漫画ならではと感心した次第です。2018/02/18
いもこ
1
悟れてないアナンダがちょっとかわいいw動物達が集まってくるシーンがよいです。2009/04/11
風は山河より
0
4大聖地の確認2018/08/01
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