内容説明
テッシオ、そしてクレメンツァの死により、ファミリーへ絶対の忠誠を誓うものはいなくなった。マイケルの全米征服への野望実現の鍵は、いまやトム・ヘイゲンにあった!時代の寵児となったフォンテーンの威光を借りつつ、政界への足がかりを固めていくマイケルとヘイゲン。一方、他の組織もまた、思いがけぬ方法で、コルネオーネ・ファミリーの殲滅を企んでいた。マイケルはこの危機をどうやって乗り越えるのか?フレドが仕掛けた裏切りの罠、クレメンツァの死の真相、ドン・コルレオーネが遺した恩讐は果てしなく…壮大なる叙事詩がここに完結する。
著者等紹介
ワインガードナー,マーク[ワインガードナー,マーク][Winegardner,Mark]
『ゴッドファーザー』の原著者マリオ・プーヅォの正当な後継者として正式に認められた作家。ジョージ・メイスン大学を卒業後、26歳のときに初めての本を上梓し、以後フィクション、ノンフィクションに関わらず幅広い範囲で活躍中。現在はフロリダ州立大学で英語を教えるかたわら、『ゴッドファーザー リターンズ』の続編“The Godfather Revenge”を執筆中
加賀山卓朗[カガヤマタクロウ]
1962年生まれ。1985年東京大学法学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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