内容説明
偉大なるドン・ヴィトー亡き後、マイケルがファミリーの合法化を進める陰で、フレドは実弟マイケルへの不満をじょじょに募らせていた―他人に言えない性癖をひた隠しにしながら、ラスヴェガスで密かに企まれた裏切りの青写真とは?そして、自分たちの一族がマフィアであることを知らないまま成長したソニーの遺児たちもまた、いつの間にかファミリーの血の絆に囚われていくのであった…。
著者等紹介
ワインガードナー,マーク[ワインガードナー,マーク][Winegardner,Mark]
『ゴッドファーザー』の原著者マリオ・プーヅォの正当な後継者として正式に認められた作家。ジョージ・メイスン大学を卒業後、26歳のときに初めての本を上梓し、以後フィクション、ノンフィクションに関わらず幅広い範囲で活躍中。『ニューヨーク・タイムズ』紙や『ロサンゼルス・タイムズ』紙、『USAトゥデイ』紙などで年間ベストに選ばれた本もあり、その筆力は高い評価を浴びている。現在はフロリダ州立大学で英語を教える
加賀山卓朗[カガヤマタクロウ]
1962年生まれ。1985年東京大学法学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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