ヴィレッジブックスedge
オアシス―不思議な犬と少年の日々

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  • サイズ 文庫判/ページ数 243p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784789727877
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

ぼくが生まれた日、ばあちゃんが捨てられていた子犬を拾ってきた。その名はオアシス。ボーダーコリーのミックスらしく、陽気でやさしく、不思議な力を持った犬だった!その日からぼくらはいっしょに育ち、わが家の笑いと涙はいつもオアシスとともにあった。初恋だって、冒険だって、新聞に載っちゃうような大事件だって―。とぼけた顔をして生き物から宝物までなんでも拾ってきてしまう犬オアシスと、その飼い主一家が巻き起こす珍事件・大騒動の数々を綴る、ほのぼの成長物語。はた万次郎氏のイラストを多数収録。

著者等紹介

竹内真[タケウチマコト]
1971年生まれ。群馬県高崎市出身。1998年に『神楽坂ファミリー』で小説現代新人賞を、1999年に『粗忽拳銃』(集英社)で小説すばる新人賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青葉麒麟

13
実話だと思って読んでて、創作としってちょっと肩透かしを食らった気分。もしコレが実話だったらオアシス相当有名になってるもんね(^_^;)おばあちゃんとオアシスの関係が羨ましい。憧れるわ。犬、飼いたいなぁ。2014/06/02

akogoma@灯れ松明の火@SR推進委員会

10
添えられているイラストのオアシスがかわいらしすぎる~。少し不思議な能力のある愛犬と家族の物語。なによりもおばちゃんとの絆が良い。2015/12/19

岡本匠

10
空堀の厚生書店で購入。 ほぼ同時に生まれた犬のオアシスと、少年と家族の物語。 こんな事が起こるかなぁ?といった話もあるけれど、とても面白かった。 ヴィレッジブックスedgeはライトノベルを中心に出版していたレーベルらしい。 イラストがはた万次郎で、ボーダコリーのオアシスがとてもチャーミング。2015/12/14

わったん

6
面白い作品やから、読んだ人が少ないのが不思議です.

siopop

5
犬の居る日常をかいただけのような小説で、もの凄い特別で変わった事が起こる訳でもないのに、なぜか強烈に物語の中に引きずり込まれます、その上さらに驚くべき事に自分の子供の頃の恥ずかしい記憶などが鮮明に蘇ってしまうのです。懐かしい、でもこそばゆいそんな恥ずかしく、だからこそ大事に隠して置いた記憶です。 上手いとはとても言いがたいのですけど僕も絵を描くのは大好き、この本の中の主人公もオアシスの絵を書いて金賞をもらったり犬の絵がきっかけで女の子と仲良くなったりするエピソードがあります。この章が一番のお気に入りです。2016/07/10

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