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内容説明
第二次世界大戦末期、ユダヤ人から数々の財宝を奪い隠匿したナチス。そのありかを調べ、正当な後継者に返還すべく追いつづけるユダヤ人老ナチ・ハンターたち。その中に埋もれていた恐るべき「パンドラ計画」の全貌は、あきらかにされることなく、歴史の闇のなかに眠っていた。だが「パンドラの箱」が開かれるときがきた。地質学者であり高名な探検家でもあるフィリップ・マーサーは、子ども時代からのあこがれだった「探査者協会」への入会を認められたことから、この謎を解き明かす大きな渦中へと飛び込んでいくことになった。極北の地グリーンランドを舞台に、冒険と謀略の幕は切って落とされた。
著者等紹介
ダブラル,ジャック[ダブラル,ジャック][Du Brul,Jack]
ジョージ・ワシントン大学卒業。1998年、地質学者フィリップ・マーサーを主人公とする冒険小説Vulcan’s Forgeで作家デビュー。クライブ・カッスラーやトム・クランシーの流れをくむ大型新人と絶賛される。その後、マーサーを主人公とする冒険小説をほぼ年1作のペースで発表。グリーンランドをはじめ、南米アマゾン河や戦火に引き裂かれた東アフリカなど、世界数十カ国を旅している。現在ヴァーモント州バーリントン在住
村上和久[ムラカミカズヒサ]
1962年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。