半農半Xという生き方

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784789720656
  • NDC分類 611.98
  • Cコード C0076

内容説明

半自給的な農業とやりたい仕事を両立させる生き方を、私は「半農半X」と名づけて提唱。個人を変える、日本が変わる!「新しい幸せづくり」の知恵。

目次

第1章 田舎に出よう!そこは人間復興の場だった!―人と人の間で心地よく生きる 「半農半X」の神髄(大好きなことをして食べていける社会は、可能か;「X」を求め磨く人々―それぞれの田舎暮らし ほか)
第2章 小さな暮らし、大きな夢 田舎暮らしの楽しみ―物欲縮小、健康獲得、甦る家族 「半農」の意味(好きなことをしていくのに、「半農」が不可欠な理由;「引き算の暮らし」―「半農」生活の原則 ほか)
第3章 きっと見つかる!自分という魅力に満ちた原石―「好きなこと」と「役立つこと」の調和 「半X」が目指すもの(「ないものねだり」から、「あるもの探し」へ;「里山的生活」―オンリーワンのまちづくり ほか)
第4章 それは「やりたいこと」か「やるべきこと」か―自分主役の人生創造(沖縄移住現象は、何を物語っているか;万物との関係性の回復が、「半農半X」の真価だ ほか)
第5章 「半農半X」は問題解決型の生き方だ!―さまざまな社会病理を乗り越える知恵(「半農半X」人の自作自演の生き方から、何が見えるか;「志」+「農工商」―創作家の生き方 ほか)

著者等紹介

塩見直紀[シオミナオキ]
1965年京都府綾部市生まれ。大学卒業後、通販会社に勤務。1995年、作家・翻訳家である星川淳氏の著書の中で、氏の生き方である「半農半著」という言葉に出合い、触発される。「私にとって“著”にあたるものは何か?」と問うなかで、誰もが必ず有する可能性や長所を「X」で表現する「半農半X」というコンセプトが生まれる。以後、持続可能な小さな暮らしをベースに、天与の才を活かした仕事を行う「半農半X」というライフスタイルを提唱している。1999年、33歳を機に退社し故郷にUターン、半農半Xを実践しはじめる。現在、小さな自給農のかたわら、「ミッションサポート」をテーマに、個人の「X」を応援する「ポストスクール」という小さなソーシャルビジネスを行う。また2000年より「里山ねっと・あやべ」のスタッフとして、綾部の可能性や21世紀の生き方、暮らし方としての「里山的生活」を市内外に向けて発信している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とまと

8
私が新しいと思っていた考えは、ただ私がいままで出会わなかっただけで15年前に出たこの本に凝縮されていた。しかしいまだにそれは大多数のスタンダードではなく、私の友人のことばを借りるなら「究極」なのだろう。藤村靖之氏の講義と池上惇氏の著書からたどって読んだ本。2018/05/07

ゆうろ

8
半農半Xとは、「持続可能な小さな暮らし(農的生活)」をベースに、「天与の才(X)」を世のために活かす生き方。これからの時代に合った素晴らしい考えだと思う。半農半Xをそのまま実践するかは分からないが、今後の生き方として参考にしたい。ただ読み物としては、同じ話が何度も出てきたり、肝心な半農半Xの具体的な話があまり出てこないので、少し残念な印象。2014/10/22

Shinji Nakatamari

7
自給しつつ、好きな事で世の中に還元する2016/07/11

kotaboo

5
あまりにも面白くて、シリーズ一気読みしました。 こんな風に生きられたらいいなあ♪ 「ああ此処におれの進むべき道があった!漸く掘り当てた!こういう感嘆詞を心の底から叫び出されるとき、あなたがはじめて心を安んずる事が出来るでしょう」 (『私の個人主義』夏目漱石)2014/01/28

はる

3
宮澤賢治的でよかったです。あこがれます。2009/06/12

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