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内容説明
２１世紀半ばのニューヨーク。ブロードウェイの高層ビルでシャロンという名の娼婦が射殺され、女性警部補イヴが捜査の指揮を命じられた。シャロンは著名な上院議員の孫娘で、凶器は前世紀の拳銃、現場に残された紙片には“六の一”と書かれていた。イヴは、そのビルのオーナーである謎めいた大富豪ロークを容疑者と見なす一方、心ならずも彼に惹かれていく。だが、やがてふたたび娼婦殺害事件が発生、現場には“六の二”と記された紙が…。ノーラ・ロバーツが別名義で贈る話題のロマンティック・サスペンス第１弾。
著者等紹介
ロブ，Ｊ．Ｄ．［ロブ，Ｊ．Ｄ．］［Ｒｏｂｂ，Ｊ．Ｄ．］
ロマンス小説の人気作家、ノーラ・ロバーツのもう一つのペンネーム。Ｊ、Ｄは息子たちジェイソン、ダンの頭文字で、ロブはロバーツの短縮形。１９５０年、メリーランド州シルバースプリング生まれ
青木悦子［アオキエツコ］
東京都生まれ。英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
236
ロマンティックサスペンスというジャンルらしい。作家はNロバーツの別名らしい。宇宙ステーションやロボメイドが登場する近未来のお話で、心に傷を負った女刑事が難事件に挑むのだが。浮かび上がった事件の関係者、富豪でイケメンでチョイ悪でミステリアスで女にもてそうなのに主人公に一途なロークと深い仲になり、捜査中であるにもかかわらずいちゃつきまくる。サスペンスだと思っていたら、ロマンス小説だったようだ。ロマンス小説って、男性の趣味がずいぶんと偏っている気がするが。犯人も黒幕も想定内。2020/02/25
セウテス
65
イヴ&ロークシリーズ第１弾。近未来のアメリカが舞台の、恋愛サスペンス。驚いた事に銃規制がなされ、一般市民は銃が持てず警察官はレーザーを使う。アメリカが銃規制とは、なんと善いことか。警部補のイヴは、連続娼婦殺人事件の担当に命ぜられる。犯人は過去の遺物となった実弾の銃を使い、セキュリティを掻い潜り犯行を重ねて行く。イヴと孤高の大富豪ロークが初めて出逢う物語であり、二人のロマンスを楽しんで欲しい。アリバイ証明が宇宙ステーションで行われたり、未来的な演出の面白さと変わらない恋愛感や犯罪動機の、対比的な描写が巧い。2017/03/02
ゆみきーにゃ
60
《購入》シリーズ１作目。一瞬にしてロークに心奪われた♡徹夜してまでロークを追いかけてしまった。何でもっと早く読まなかったんだー！お気に入りシリーズ決定。2015/04/21
えみちゃん
33
長い間積み続けていたこのシリーズ。気になりながらもなかなか手にすることができませんでしたが思い切って漕ぎ出すことに・・。近未来のニューヨークが舞台・・ってことで躊躇してましたが読み始めるとすぐに気にならないくらいに引き込まれてしまいました。（笑）ワケありの女性警部補イヴのもとに高級娼婦（未来では公認コンパニオンというらしい⁉）の惨殺死体発見の一報が入ったことから物語は始まる。もう一方の主人公？ロークも早い時点で登場・・したものの、最初の時点では容疑者扱いで正直驚きつつも、ロークはイヴのパートナーだから2018/09/15
み
33
棚にずら～っと壮観(@_@)最寄りの図書館が改修により1年くらい休館ってことで、別の図書館に。長く続いてるシリーズなのに納得。ロマンス系は苦手ですが、この位なら拒否反応なく、さくさくと♪イヴもロークも素敵です。近未来ってこんな感じなのかなぁ？コーヒー飲めなくなるのはヤだな(>_<)シリーズ読み進めます。2018/09/04
