内容説明
体重１４０キロの女装＝マツコ・デラックス。汚水を頭からかけられたりする暴走恋愛人生。そしてまき起こるさまざまな事件。どうにもせつない壮絶エッセイ。
目次
１４０ｋｇ編（恥ずかしいことをどんどんしましょう！；福岡はもらった；オンエアされない救出劇 ほか）
恋愛編（恋愛のオキテ；恋はポルシェに乗って；タバスコが沁みる恋 ほか）
オンナ編（オンナとしての選択肢；アタシは欠陥品；マツコ、大いにセクシーを語る ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
61
図書館本。マツコさんの原点が知りたくて、市外から取り寄せ。2002年初版で現在は絶版となっており、Amazonでべらぼうな値が付けられている超レア本。若さゆえ今よりギラギラ感があって、我々がよく知る風体よりもずっとパンチが効いていて、さすがだな（？）と。アグレッシブでブッ飛んでいる逸話に笑いつつも、メディアでお見受けする印象通り、根は常識人だし、物事を俯瞰的に見られる頭の良さには感服。今は見ない日はないほどすっかり売れっ子で、キレイになったし垢抜けたなあって思うけど、おそらく本質は変わっていなさそう。2018/11/03
こばまり
56
【再読】新刊当時は怖いもの見たさで購入した記憶がある。改めて冷静に読み返すと、極端な容貌と極端な思い出話を差っ引けば主張は正当で、昨今の活躍も納得。加えて私よりもはるかに高い女子力の持ち主で恋愛体質。男性経験も豊富ですっかり打ちのめされました。2016/08/29
MATHILDA&LEON
21
彼女の本作品では、彼女自身の“つぶやき”が様々な視点から描かれている。自虐的ではありながら、それがまた一種のスパイスとなり、ニヤッとしてしまうお話が詰まっている。また、恋愛論や人生論もそこにはあるので、学ぶところも多い。ブラックユーモアたっぷりで、読んでいて胸がスッとする。マツコさんのストリップショーが観たくなる！2015/03/23
sawa
15
★★★★☆ 私が初めてマツコ・デラックスを知ったのは伏見憲明編集のクイアな人のための雑誌「クイア・ジャパン」の「魅惑のブス特集」の表紙だった。和製ディヴァイン！ただただ衝撃だった。あのマツコをこんなにテレビで見ることになるなんて…日本大丈夫だろうか。まだまだとんがっていたキワモノ時代のマツコ。グラビアページの少し若いマツコはセクシー＆キュート。この時のままサブカルに止まって、文章に精進して第二のナンシー関になってほしかった。（図）2011/10/19
りんご
13
読メで見かけて。うちの市の図書館では書庫の本でした。出しといた方がいいんじゃない？マツコの勢いが気持ちいい本です。”いろんな職場や場所で、アタシは非難の的になります。（中略）人の悪口ほど甘美なものはありませんからねぇ。アタシったら一番楽しいことを人に与えているんだわ、って思ったら、この上もないサービスをしていることに気付いたのよ。”これは目からうろこ。去年一緒にお仕事した方にたくさんイライラさせられて、おかげでその方以外が結束が高まったわけです。彼女のサービスだったのかぁ。ありがとうございました、、、。2019/05/18
