内容説明
本書は、CIデザイナーが書いたCIの本です。ビジネスマンとデザイナーが、企業や社会環境について考え、語り合うための共通の言語を追求したものです。CIの開発プロセスを追いながら、論理の世界と感性の世界がどうつながっているのか、できるだけわかりやすく表わそうとしたものです。
目次
イメージの時代
CIデザイン
デザイン開発までのCI活動
情報収集からデザイン開発の準備へ
デザインプレゼンテーション
シンボルの精緻化とコーポレートカラー
CIデザインシステムの開発
デザインの管理運用とコミュニケーション
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
taka21
1
CIと呼ばれる概念の創世記に活躍した方の良書。よって出版自体は古い為に掲載内容と用例は時代を感じさせる。が、その根本にある概念は順を追って分かりやすく語られているので、きちんと読み解けば今の時代にも充分に生かせる。昨今のアートディレクション、ブランディングの根本がこの本にはある。内容が古くなってしまったとは言え幸いにも私は学生時代に手に取る事ができ、この10年間の仕事に生かすことが出来た。近年、CI及びブランディング案件が再び増え、原点回帰と言う事で再読したが本当にこの本に出会えて良かったと感謝した本。2012/08/27