内容説明
連邦消滅、ゴルバチョフ大統領辞任、独立国家共同体(CIS)の誕生。1990年末からのペレストロイカの危機と苦闘。保守派との対決となった8月クーデター。その結果の革命。そして、連邦の消滅とゴルバチョフ大統領辞任。新たな秩序を模索する独立国家共同体の誕生。その過程を克明に追い、未来をさぐる待望の書。
目次
第1章 ペレストロイカの危機・1990年秋
第2章 危機の構造
第3章 「民族・連邦」問題の隘路
第4章 社会的合意路線の可能性
第5章 開放体制と反対派
第6章 クーデター
第7章 革命
第8章 連邦と共和国
第9章 ロシアの権力―大統領・政府・議会
第10章 ゴルバチョフ時代の終わり
終章 ソ連邦最後の日