内容説明
少年時代を過ごした満州、そして日本橋本石町の日銀へ。人々との出会いを描く日銀副総裁の備忘録。
目次
1 日本銀行は生まれ変わったのか
2 ウランホトから本石町まで
3 横浜青春グラフィティー
4 家族の肖像
5 李香蘭と山口淑子の間
6 「食」の風景
7 ヒゲの交友録
8 閑話ばかりで…
著者等紹介
藤原作弥[フジワラサクヤ]
1937年、宮城県仙台市生まれ。東京外国語大学フランス学科卒業。62年、時事通信社入社。経済部に所属し、大蔵省を担当。67年よりオタワ、ワシントン特派員。72年に帰国し、日銀、経団連、外務省、通産省担当を経て、編集委員、解説委員、解説委員長などを歴任。98年3月、日本銀行副総裁に就任。著書に、日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した『聖母病院の友人たち』ほか多数
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