内容説明
『有閑階級の理論』『製作者本能』などで知られるヴェブレン。彼の全著作と手紙などの一次資料を徹底的に読み込み、時代背景にも配慮して、瑞々しいヴェブレン像を提示する、渾身の力作。
目次
第1章 フロンティアの経験
第2章 科学革命と高等教育―ヴェブレンの修業時代
第3章 社会進化のなかのいま―ふたつの『理論』と経済学批判
第4章 理論的進化のわだち―人類文明史と栄枯盛衰の鳥瞰図
第5章 戦争と平和―その原因と条件、そして新秩序構想
終章 されど孤にあらず
著者等紹介
稲上毅[イナガミタケシ]
1944年生まれ。東京大学文学部倫理学科卒業、同大学院社会学研究科博士課程中退、東京大学文学部助手、法政大学社会学部教授、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授、法政大学経営学部教授、(独)労働政策研究・研修機構理事長を経て、東京大学名誉教授。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件