乳房はだれのものか―日本中世物語にみる性と権力

個数:

乳房はだれのものか―日本中世物語にみる性と権力

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月20日 05時33分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 366p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788511415
  • NDC分類 913.4
  • Cコード C1090

内容説明

結婚と出産が権力に直結していた時代に、女たちは何を信じ、何を求めて生きたか。中世の物語に描かれた女性たち(乳母、召人、女帝、女院、…)と信仰世界の斬新な読み直しを通じて、女たちの歴史に新たな展望をきり拓く。

目次

第1部 乳房はだれのものか―母の問題機制(乳房はだれのものか―欲望をめぐって;性の制度化―召人の性をめぐって;母なるものの力)
第2部 女帝が生まれるとき―女たちの信仰(宮廷物語における往生の想像力;女帝が生まれるとき―普賢十羅刹女像の構想力;女帝なるものの中世的展開)
第3部 八幡信仰の構想力(八幡神像の構想力―見えるものと見えないもの;女たちの信仰―『曾我物語』の巫女語り;再び母へ―『曾我物語』における“子”の背理)

著者等紹介

木村朗子[キムラサエコ]
東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程修了。博士(学術)。現在、津田塾大学准教授。専門は、言語態分析、日本古典文学、日本文化研究、女性学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。