出版社内容情報
医療協働スタッフとして、あるいはカウンセリングから精神医療への橋渡し役として、臨床心理士の活躍の場がいま格段に広がっています。--このようななか、心理側の現場でにわかに需要が高まりつつあるのが、医療側特有の知識です。そこで本書では「こころの病いの捉え方」と「見立てのツボ」さらには「対応のノウハウ」を、どんな初心者にも判るよう懇切丁寧に説きほぐします。教育・福祉・司法も含めた全領域のサイコロジストに、いつもお手元に備えておいて頂きたいハンドブックです。
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【関連書籍】
『 心の問題への治療的アプローチ 』 Ｓ・ケイヴ著 （定価2200円 2007）
『 カウンセリング大事典 』 小林司編 （定価9975円 2004）
内容説明
こころの病いの捉え方。対応の端緒で心得るべきこと。医療・保健をはじめ、教育・司法・福祉・産業…多様な領域で活躍する心理職のための必読・必携ハンドブック。
目次
第１講 精神科診断学とは
第２講 脳に原因がある精神症状―器質性の精神障害とは
第３講 統合失調症の全体像―周辺型も視野に入れた理解
第４講 うつ病のいろいろ―その諸相と共通のかかわり方
第５講 「心」／「身体」の症状―摂食障害を視野に
第６講 さまざまな人格障害―そして境界例をめぐって
第７講 広汎性発達障害の理解―アスペルガー障害を中心に
第８講 リエゾン・コンサルテーションの領域
