家族というストレス―家族心理士のすすめ

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788510265
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C1011

出版社内容情報

 生存のために必要だった大家族の時代には、相互支援的な関係からの「あたたかさ」や「ぬくもり」が大切にされていました。しかし、現代の核家族では、熱い関係と冷たい関係の両極の間を揺れ動きやすく、心身の健康の維持、増進に役立つ最適な「あたたかさ」を保持するのが困難になっています。家庭の崩壊を予防するためには、新しい視点から家族が家族関係を健全化する取り組みを学ぶ機会(家族教育)を提供すること、および家族カウンセリング・家族心理療法の普及を推進することが、重要課題であることを強調しておきます。(本文「1ぬくもりを失った家庭」より)

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 【関連書籍】
 『 母に心を引き裂かれて 』 ローソン著 (定価2625円 2007 発行とびら社)
 『 増訂版 臨床心理士資格試験必勝マニュアル 』 藤田祐美著 (定価2730円 2007)
 『 生によりそう「対話」』 土屋由美著 (定価2310円 2007)

 【新 刊】
 『 心の問題への治療的アプローチ 』 スーザン・ケイヴ著 (定価2310円 2007.9月)

内容説明

家族がストレスに揺らぎほころんでいく―家族の再生を援助する家族心理士とは。

目次

1 家族の変貌(ぬくもりを失った家庭;ストレスに揺らぐ家族関係;夫婦関係のパラドックス;離婚にみる関係の病理;児童虐待の家族臨床)
2 関係の修復(家族心理学の視点;家族カウンセリング;離婚カウンセリング;夫婦間暴力と被害者支援;心の危機への支援)
3 家族の蘇生(人間力と心の危機管理;家族のライフサイクルと危機管理;あたたかい家族の蘇生に向けて)
4 家族支援の心理専門職(家族心理士の資格;家族相談士の養成)

著者等紹介

岡堂哲雄[オカドウテツオ]
1932年北海道に生まれる。1954年東北大学文学部心理学科卒業。聖徳大学大学院臨床心理学研究科教授。文教大学名誉教授。教育学博士、家族心理士、臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hanan

1
するすると読めて、また自分の家族、親、恋愛関係などと参照して、なるほどなーと思えることが多々。 いろいろと納得、理解が進んだ。 読みやすさは◎!学部生向けの本。理論的というより、説得的な感じ。だから読みやすい。心理学を勉強したことない人でも楽に読める。 通勤中やトイレの中でも読める気軽さがある。詳しくはmixiレビューに書きました 2015/08/23

ラミー

0
2016/01/27

さんまさ

0
すごく救いのない書き方してある本。文章もまるで直訳した翻訳本みたいな飾り気のなさ。筆者はかなり保守的な考えなのかな、説教くさい。 と散々な感想だけど内容は興味深いです。2012/06/13

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