ワードマップ<br> イスラーム―社会生活・思想・歴史

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イスラーム―社会生活・思想・歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788510050
  • NDC分類 167
  • Cコード C1014

出版社内容情報

 「9・11以降、世界は変わった」といわれるが、その鍵を握るのがイスラームです。にもかかわらず、私たち日本人は、イスラームのことをほとんど知りません(あるいは誤解しています)。世界中の文化を貪欲に吸収してきた日本人にとって、いまなお最も遠い文化、このイスラームを、生活・思想・歴史・政治などの新鮮なキイワードを手がかりに、多面的に明らかにしていきます。まず、人びとが現在いかに生活しているか、その日常生活から始めて、生活と一体となったその宗教の特異性を共感をもって描きだし、そして深みのある歴史から現代政治にまで及びます。

 きわめて多様でありながらも、「イスラーム」という点において、なにがしかの共通性を持つ世界--それがイスラーム世界である。実は「イスラーム」そのものも、各地の文化と融合して生きてきた以上、多様性を内包している。しかし、多様性を内包しつつも、いくつかの共通性を持っているがゆえに、それらのすべてをイスラームという語でくるむことが可能となり、イスラームとイスラーム世界は「多様性と統一性」というキーワードで語られるのである。本書は、そのような多様性と統一性を合わせ持ち、共通性を持ちながらも複雑で限りない具象のなかに展開し、五大陸に広がって、人類の歴史と文明の重要な担い手の一つとして生きてきたイスラームに迫っていきたい。重要なキーワードを通して、七世紀におけるイスラームに迫っていきたい。重要な基本キーワードを通して、七世紀におけるイスラームの誕生や基本的な教養をとらえ、独自の世界観や固有の社会像を理解し、さらに具体的なムスリムの人生の様子を通して、彼らの生き生きとした暮らしに肉薄してみたい。(「はじめに」より)

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 【関連書籍】
 『 現代日本人の宗教 【増補改訂版】』 石井研士著 (定価2520円 2007)
 『 いま問い直す自己責任論 』 イラクから帰国された5人をサポートする会編 (定価1995円 2005)
 『 ヨーロッパ人類学 』 森明子編 (定価3360円 2004)

 【新 刊】
 『 モハメド・アリ 』 C・レマート著 (予価3675円 7月刊行予定)

内容説明

21世紀世界の運命をにぎるイスラーム。宗教と生活が一体となった独自の文化を、その日常生活から始めて、歴史的・思想的に描出し、現代政治にまで及ぶ。イスラーム理解に必携の書。

目次

1 宗教としてのイスラーム
2 生活様式としてのイスラーム
3 知の体系としてのイスラーム
4 歴史のなかのイスラーム
5 ムスリマ・ムスリム群像―歴史と現代
巻末対談 イスラーム遊学の誘い

著者等紹介

小杉泰[コスギヤスシ]
1953年北海道生まれ。エジプト国立アズハル大学卒業。法学博士(京都大学)。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授。専門は、イスラーム学、中東地域研究

江川ひかり[エガワヒカリ]
1961年東京生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程単位取得退学。文学修士(お茶の水女子大学)。立命館大学文学部助教授。専門は、トルコ近代史、オスマン帝国社会経済史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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かんがく

4
レポートの参考文献に。簡潔にイスラームについて纏めれていてわかりやすいです。2015/07/15

ごる

3
パラ読み&拾い読みですが、書きます。また、授業関連で読んだのですが、中々使えそう。国連加盟国の3分の1はイスラーム。人口の5分の1もイスラーム。でも、普段接する機会の少ない、ってか、ニュース以外はほとんど聞かないイスラーム。未知の宗教なんて、この本には書かれてる。そのイスラームの人間生活、実際の人間について知る手がかりになりそうな本。世界史教科書のウンマだのクルアーンだのスルタンだのって言葉に立体感を持つのに有用だったと思います。じっくり読みたーい!2011/10/04

名前ちゃん

1
基本知識の辞書がわりに何回も読むべきだと思った。 2014/02/05

セコムマサダ

0
編者の二名以外にも複数の筆者による短編連作のような形式になっている。脚注も多めで、実際読みやすい。2012/11/09

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