絵本は赤ちゃんから―母子の読み合いがひらく世界

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絵本は赤ちゃんから―母子の読み合いがひらく世界

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  • サイズ B6判/ページ数 241,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788509788
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C1011

出版社内容情報

 大切なことは、一冊の絵本を読み合うことにより、そのとき読み合う二人の間でどのようなことで笑いと驚きが生まれ、悲しみあるいは幸せの感情に包まれたかを、反芻し味わうことではないでしょうか。そこで問われるべきことは、たった一度しかない赤ちゃんの時間について語り合うことであり、親子の間には、これほど豊かで不思議な時間が存在していたのだという事実の確認こそが、意味のあるものではないでしょうか。絵本は効果を問いかけるものではなく、絵本を読み合うことでどのような楽しい時間が創り出せたのか、どんな発見や冒険をしたのか、ユーモアに満ちた不思議な時間は存在したのか、子どもの内面世界で何が変わってしまったのか、などについて、語り合うべきものではないでしょうか。(「はじめに」より)

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 【関連書籍】
 『 二歳半という年齢 』 久保田正人著 (定価2310円 初版1993を復刊)
 『 自閉症 』 藤居学、神谷栄治著 (定価1995円 2007.5月)
 『 新装版 まなざしの誕生 』 下條信輔著 (定価2310円 2006)

内容説明

絵本は効果を問いかけるものではなく、絵本を読み合うことでどのような楽しい時間が創り出せたのか、どんな発見や冒険をしたのか、ユーモアに満ちた不思議な時間は存在したのか、子どもの内面世界で何が変わってしまったのか、などについて、語り合うべきもの。本書は、誕生後からの赤ちゃんの追跡記録と、アンケート調査を土台にしたインタビュー(聞き書き)記録で構成した事例研究です。

目次

第1章 つなぐものとしての絵本―聴くこと話すことへの強い好奇心
第2章 赤ちゃんの反応に驚く―「こーれは楽しいぞ!」
第3章 自分も絵本に入り込む―「こうやったらね、痛くなかったかもしれない」
第4章 お父さんが選んだ絵本―「俺は読むの下手くそだから」
第5章 『はじめてのおるすばん』を実践する
第6章 幼児は物事を考えたり見たりしている

著者等紹介

佐々木宏子[ササキヒロコ]
1963年同志社大学文学部文化学科心理学専攻卒業。1966年立命館大学大学院文学研究科心理学専攻修了。1998年博士(教育学)。現職:鳴門教育大学学校教育学部幼年発達支援講座教授、鳴門教育大学附属図書館児童図書室長、日本保育学会常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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marumo

14
赤ちゃん向け絵本の選書の参考に。自分の子どもが赤ちゃんの頃から読みきかせをしていたお母さん方へのインタビューを通じて、しろくまちゃんや松谷みよ子の赤ちゃんの本シリーズなど定番絵本を紹介している。それぞれのお子さんがどのページにどんな反応をしたかが具体的に書いてあり面白かった。「おひざにだっこのよみきかせ」などと図書館では言っていること多いように思うが、読み手の表情やジェスチャーも見えるべきという観点から、対面で読んであげた方がよいそう。これは意外だった。2020/01/08

joyjoy

5
赤ちゃんのときから絵本を読みきかせた実例の記録(インタビュー)がとても具体的で、興味深かった。我が子たちの様子ももっと記録に残しておけばよかったと思う。我が家の絵本棚を久しぶりに眺め、特に思い出深い本を開いてみた。いつも指さしながら楽しんだ本。お気に入りのフレーズがあった本。ごっこ遊びに発展した本。内容と似た場面に出会って、より興味を惹かれた本。我が子らの幼いころの姿が甦ってくる。「読んで!読んで!」と言われ、正直ときにはうんざりすることもあったが、宝の時間だったと気づく。読み聞かせではなく「読み合い」。2022/06/05

どら母 学校図書館を考える

2
佐々木先生の講座に行ってすぐに読み始めて、やっと読み終わった。とても深いエピソードが満載。自分の子育てを反省…。2014/11/18

ジブリエル

1
日本における絵本研究の第一人者である佐々木宏子先生が自らの思いと研究結果を記した本。絵本を科学的に見つめる手助けになります。

ayu

0
子どもと絵本を楽しんできた様々な母親とのインタビュー形式で進むのだけど、「それはどうなんだろう?」という内容もあって。(攻略本を絵本がわりに読んでいたとか、読んだあと必ず「どんなお話だった?」と聞いていたとか)でもそれを著者は否定するわけではなく、その家族が普段どの様に子どもと接していて、そういった絵本の楽しみが生まれたのかをちゃんと説明してあり、目から鱗だった。絵本はあくまで親子のコミュニケーション。一般的に正しいとされる読み方や与え方ではなかったとしても、親子で絵本を楽しむこと。そこがまずは大事。2014/11/13

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