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フトウコウハオワラナイ センタクノモノガタリカラトウジシャノカタリヘ
不登校は終わらない―「選択」の物語から“当事者”の語りへ

貴戸 理恵【著】
新曜社 (2004/11/20 出版)

327p / 19cm / B6判
ISBN: 9784788509276
NDC分類: 371.45

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詳細

不登校は「病理・逸脱」だ、いや「選択」の問題だ―これらはどれも“当事者”の本音ではなかった。
不登校がその後の人生に与えた影響まで含めて、その体験の全体を“当事者”の語りを通して明らかにする。

第1章 方法としての“当事者”(「不登校」とは何か;“当事者”とは誰か ほか)
第2章 “非当事者”による不登校論(誰が、どのように不登校を「問題」とするのか;「偏った性格傾向」から「どの子にも」へ、そして「容認行き過ぎ」へ―“管理者”の立場 ほか)
第3章 “当事者”による不登校論(「“当事者”にとっての不登校」を問うために;『不登校に関する実態調査』の意義と限界 ほか)
第4章 「選択」の物語から“当事者”の語りへ(不登校と「選択」の物語;「“当事者”であること」の意味)

 不登校の当事者にとって不登校は何であったか、いま何であるか。不登校は克服すべき病理・逸脱であるという言説と自らの選択であるという言説、この二つの物語から漏れ落ちたノイズに耳を傾けて「当事者学としての不登校理解」に新次元を開く。

・「本書のタイトルから、学校に行けない状態が続き、引きこもりにつながる、という話を連想したとすれば、それは見当違いである。不登校が「終わらない」のは、それ自体一つの生き方としてありうるからだ。本書はその賛否を越えて、不登校という生き方の意味を探る試みである。」(2005.1.30 朝日新聞 苅谷剛彦氏評)
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