出版社内容情報
環境との応答を繰り返して人は人となる―胎児期から乳幼児期、児童期をへて老いにいたるまで、ライフサイクルで人は環境をどのように認知し、どんな問題に出会うのか。環境とこころの発達との関わりを、環境問題への理解まで含めて話題豊富に解説。
内容説明
多様な環境と人間のかかわりをこころのはたらきを通して理解する環境心理学への招待。
目次
第1章 環境へのアプローチ
第2章 環境認知の比較心理学
第3章 生後1年未満の乳児の環境認知
第4章 幼児の環境認知の発達
第5章 児童の遊び空間の認知の発達
第6章 おとなの日常生活空間の環境認知
第7章 環境としてのノンバーバル行動
第8章 高齢者の環境認知
第9章 生涯発達からみた環境事故
第10章 環境問題に取り組む
第11章 環境教育
著者等紹介
加藤孝義[カトウタカヨシ]
1936年宮崎県鳴子町に生まれる。1967年東北大学大学院文学研究科博士課程(心理学専攻)中退。東北大学文学部助手、宮城県技術吏員、岩手大学教養部・人文社会科学部教授、東北大学大学院情報科学研究科教授を歴任。岩手大学名誉教授、東北大学名誉教授、文学博士
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